投資効率ならインデックスファンドだが、
取り崩したい時に下落相場だと、資産減少に加速度が付く。
という話をしてきました。
そのため、リスク分散先としてポートフォリオに組み込む高配当株は、
ディフェンシブなアセットであってほしい。
売らない資産
インデックスファンドは、将来、必要な時に売るために買っています。
一方、高配当株は、買ったものは売らずに、配当金をもらい続けることを想定しています。
単純に、FIRE後にやることが減ってラクというのが一番の理由。
あとは、適切な銘柄選定ができていれば、増配による成長性にも期待できます。
そもそも「高配当」とは?
例えば東証プライム上場で、
配当金を出している銘柄の平均配当利回りは、約2.3%です。
一般的には、3%を超える配当利回りであれば「高配当」と言えそうですね。
配当金をディフェンシブなアセットにするために
経済学において「ディフェンシブ(Defensive)」と言えば、
景気変動の影響を、比較的受けにくい業種を指します。
反対に、景気変動に敏感に反応しやすい業種が「サイクリカル(Cyclical)」ですね。
ですが、我々が買うべきなのは、
「ディフェンシブと言われている業種の銘柄」
ではなく、
「実際に安定的に配当金を出してくれる銘柄」
です。
なので銘柄選定に当たっては、
- ビジネスモデルや事業環境などの属性
- 業績の推移や、中長期的な見通し
- 配当政策
などなどを総合的に見て、慎重に投資していく必要があります。

ハイリスクな銘柄もあっていい
よしわかった、ディフェンシブかつ高配当の銘柄を探すぞ!
と思って市場を見渡すと、
そんな攻守ともに最強みたいな優良銘柄は本当に稀有である、
ということが分かると思います。
なのである程度は、サイクリカルでハイリスクな銘柄も組み入れて、
ポートフォリオ全体として目標の利回りが実現できればOK、
と考えるのが、現実的と思います。
ただしその場合、ハイリスクな銘柄には、ハイリターンを求めたいところ。
アップサイクルでようやく目標の利回りに達しているような銘柄は、
ただ減配リスクが高いだけの銘柄になってしまいます。
基本的には、ディフェンシブな銘柄を主軸に買い集めつつ、
サイクリカルな高配当銘柄に、利回りを底上げしてもらいましょう。
高配当株も、もちろん分散
インデックスファンドは、対象の市場全体に分散していることで、
リスクを小さくして安定的な成長が期待できます。
高配当株ももちろん、十分に分散して、特定の銘柄の影響を小さくしていく必要があります。
ハイリスクな銘柄で底上げしようと言って、
同じ局面で同じように下がる銘柄ばかり持っていては、
ディフェンシブなポートフォリオにはなりませんからね。
ただ国内株だと、これを自分でやるしかないんですよね。
高配当インデックスをベンチマークとして、配当金を出してくれるファンドもありますが、
どれもコストが高いので、私は買わない。
様々な性質の銘柄を組み入れて、自分に合ったポートフォリオは自分で作りましょう。
まとめ:難しいけど、ここが一番大事
インデックス投資は、1つ買うものを決めたら、あとはひたすら買い続けるだけ。
ただし、出口が難しい。
それに、長期的な成長や複利に期待する投資対象なので、
「早く仕事を辞めたい」という目的とは噛み合わない部分もある。
一方、個別株投資は、何を、いつ買うか。入口が難しい。
ただし、基本的には持ち続けるので、出口は簡単。(と言うか、出なくていい)
保有すればすぐにキャッシュフローが生まれるので、
不労所得を得るという目的には合致している。
難しいけど、将来の幸せのため、頑張りましょう。




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